〝雑に扱われてきた〟わたしへ

〝雑に扱われてきた〟わたしへ
女性用風俗を利用する中でも、触れ合うことで
「幸せ」や「満たされる感覚」だけを求めてくる人ばかりではない
ある種の日常では得られない刺激を求めてくる事もある。
そのひとつに自傷行為とも感じられることを
意識化でも無意識でも求めて来られる方もいる。
女風で、そんな自傷行為なんて…? と感じるかもしれないけど、
お金を払って雑に扱われて
それで「私を感じる」人もいるし
「生きてる」とか「存在している」という感覚を持つ人も一定数居る
それは私の中にある自己肯定感とも結びついてて
「私はこういう人」って言うある種の思い込みが
そういう現象を招く。
そういうのはお互いに無意識の中でも鼻が効くもので
自分から雑に扱いそうな人を探しに行くし、
逆も然りである。
そうしてかわいいそうな私を感じると共に
ある種の安心感や幸福感と、
孤独や絶望感を織り混ざった感情を感じることになる。
人の感情って、一個だけじゃなく多面的だから
その人と関わって120%ハッピーな気持ちで居るわけじゃない
多少なりとも、ダークな気持ちになる事も
むしろ正常のように思う。
そういう感覚で生きてきた「私」を否定するつもりもないし、
考え方・感じ方を直すつもりもない。
ただ、ご主人さまの僕に出来るのは、
「そっかあ、そんな感覚だったんだね」って
「伝わってきたよ、伝えてくれてありがとう」って
そう返すだけなんだと思う。
そうして、僕なりに感じた愛情の形できみに接するだけ。
雑に扱われる私も、
そうでもない私も、自分で選べるのだけど
いろんな話をする中で、
「きみはどうしたい?」って言うのをきっと問うのだと思う
それが例えどんな選択であろうと、
僕は尊重しよう。
だって、僕に関わってくれた
大事な可愛いうちの子の「選択」なのだから
誰にも選択するタイミングはある
半強制的に迫られることもあるだろう
そのどれもの選択は私がしているのだから
事あるごとに、きみに問おう
「それで、どうしたいの?」と
僕からの愛情である。
読んでくれてありがとう
まーーたね
ありす
Natural.i 代表兼プレイヤー
ありす
前職は大手グループ病院の作業療法士。
九州の南国の離島出身です。
性格はのんびりしていますが、穏やかな支配的プレイ が得意で、何より好き。
今まで、たくさんの方の 身体と心 に触れてきました。
気づけば、セラピストとして 4年目 に入ろうとしています。
ずっと「この世界は生きにくい」と感じてきたけれど、
この業界に出会い、性=生きること だと実感しました。
僕自身が 安心して解放され、生きやすくなるきっかけ をもらえたように、
あなたにも、そんな時間を届けられたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。